オフィスマウンテン2020年新作 顔面演劇『アながあくほド』 公開記念として、オンライントーク配信が決定しました。第三弾はゲストに、美学者として様々なフィールドで身体が生成するコミュニケーションを研究されており、先日講談社から『手の倫理』を出版された伊藤亜紗氏をお迎えします!
【トーク出演者】 伊藤亜紗×山縣太一×岡田勇人
12/7 収録
伊藤亜紗
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学コース准教授 MIT 客員研究員(2019.3-8) 専門は、美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次に文転。障害を通して、人間の身体のあり方を研究している。 2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究美学芸術学専門分野を単位取得のうえ、退学。同年、同大学にて博士号を取得(文学)。学術振興会特別研究員をへて、2013年に東京工業大学リベラルアーツセンター准教授に着任。2016年4月より現職。主な著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社、2013年)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社、2015年)、『눈이 보이지 않는 사람은 세상을 어떻게 보는가 』(2016年)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版、2016年)、『どもる体』(医学書院、2018年)。同時並行して、作品の制作にもたずさわる。
山縣太一
1979年、横浜生まれ。演劇ユニット《オフィスマウンテン》主宰。作家、演出家、振付家、俳優、ダンサー。 2001年よりチェルフィッチュに参加。ダンサーの手塚夏子に師事。チェルフィッチュでは各作品において自身の振り付けを行い、中心メンバーとしてチェルフィッチュを牽引。2015年より《オフィスマウンテン》を始動。音楽/批評の大谷能生氏を主演に迎え、これまでに全7作品を上演。『ドッグマンノーライフ』(2016)が第61回岸田國士戯曲賞最終候補、『ホールドミーおよしお』(2017)が第17回AAF戯曲賞最終候補にノミネートするなど近年は劇作家としても注目されている。俳優とのフラットな作品作りを模索し、俳優が能動的に作品に関わるためのワークショップを継続的に行うなど様々な角度から俳優の地位向上を訴えている。
岡田勇人
1994年生まれ 俳優・映像制作など
オフィスマウンテン『アながあくほド』顔面演劇ver./フルボディver. 演出・振付・出演
◆vimeo配信中!
オフィスマウンテン 顔面演劇
『アながあくほド』
脚本:山縣太一
顔面演劇 発案者:岡田勇人、馬場祐之介
出演:岡田勇人、飯塚大周、宮﨑輝、矢野昌幸
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